クミンが弾けるかどうか、これからの話
ある先生からこんな話を聞いた。
「油を温めてクミンシードを入れて、香りを油に抽出して香り油作るためにテンパリングするじゃない。
その時クミンの種がプチプチと弾けて、香りが出てくると思ったのよ。
けど.. その時クミンがうんともすんとも言わないで、温めても無音。
私も得意になって生徒たちの前で、この後プチプチと弾けるからねなんて言ってたのに弾けない.. 市販のスパイスもよく見極めないとダメね。」
そうである、魚は目利きができても、スパイスは瓶に入り、香りを嗅ぐことができないのでなかなか難しい。
スパイスは香り付けにより料理を演出している。
その香り無く、古くなっていると困ったもので役割を果たすことができない。
せっかくあるレシピのためにそのスパイス、今回はクミンを調達しても、これじゃ肝心なクミンの香りをつけることができなかった。
クミンの香りは好きな人も多いし、香りが少ししか出ないと、作ろうと思っていた料理では無くなってしまう。
南アジアに行くとどこの町でもスパイス屋は何店舗もあり、そのストリートでスパイス屋が店を連ねて販売している。その中で好みのスパイスや香りに信頼するスパイス屋に買いに行くのだ。
これからは香りを見つけてもらうためにここで発信していこうと思っています。
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