グンドゥルック・アチャール
ヒマラヤの展望台と言われるナガルコットのネパール農村部の山岳地帯をトレッキングした時、ずっと探してたのが農家の玄関やベランダなどに天日干しされたグンドゥルック(高菜)でした。そして大きなプラスチック容器の中にグンドゥルックを入れマスタードオイルやスパイスと一緒に天日干し発酵してた容器は目を見張り、興味深かったのでトレッキングしながら、庭で作業している人や玄関前で日向ぼっこをしている家の人にお話を聞かせてもらったり、味見をさせてもらったりした。
アチャールといえばインドでいえばジャム状のものと認識してて、輸入をしているマンゴーピクルスやミックスピクルスを想像してたが、昨年のアチャールを探る旅でネパールに行った時、シーズニングのようにトッピングで使用でき、味わいも発酵させているのでスパイシーで辛いだけでなく、根底に旨味が加わっているので美味しさが感じるとトレッキングしながら考え忘れられない味の時間となった。このトレッキングの時ナガルコットはいい陽気だったのですが、ヒマラヤ山脈があいにく雲にかかって見えなかった。非常に残念でしたがグンドゥルックアチャールに没頭してました。
そして今回持ち帰って輸入したのがAMAKOブランドのグンドゥルック・アチャールです。商品数限定でネット販売ですが、非常に現地で気に入った商品です。他ブランドも色々食べましたが、個人的に気に入りました。ラベルも素敵です。湯豆腐のトッピングから鶏の手羽先揚げのトッピング、ローストビーフ、サラダにオリーブオイルとバルサミコ酢と一緒に、幅広くご使用なれます。柚子胡椒のような、また違いますが、調味料として新しく仲間入りです。今回350g入の大きなサイズなので業務用にも向いています。
文・写真 SPICE TOKYOシャンカール・ノグチ