豆とスパイスでカレー
豆だけだと素朴に感じる。
なにか調味料で味付けしたくなる。
スパイスだけだと華やかな香りはあるが、味気なく質素だ。
世界各地どこでも栄養を取るために豆料理はある。豆部なんぞ作り、豆料理を作って食べて楽しむクラブに属してもいる。肉料理も好きだが豆料理も好きなのだ。
ここ何年かで何度か誘われて大好きなイタリア料理の「メゼババ」というレストランが亀戸にある。そこで白インゲン豆をホクホクに茹でて、カラスミをかけただけの料理があり食べて、より豆料理が好きになった。
自分でもダルという豆カレーは作る。緑豆のひき割りのムングダルで作るスープのようなカレーが好きで料理する。豆の浸水時間も30分以内で、急いでいる時なんかは浸水しなくてもどうにかなる。
鍋にムングダル200gに水1リットル入れ温め、ターメリック小さじ1と塩少々加え、茹でて柔らかくなったかスプーンで食べてみて、少し崩れてるぐらいかな、それで大丈夫。
別の鍋で菜種油大さじ2ほど唐辛子1本とクミンシード小さじ半分を温めて、クミンの香りが鼻腔を通って香ったら、香味野菜を入れる番だ。みじん切りにしたニンニク2片、千切りのしょうが1片、輪切りの青唐辛子2本を加えて、こんがりとするまで炒めたら、火を弱火にしてパウダースパイスのコリアンダー とターメリックと塩を小さじ1づつ、ガラムマサラを小さじ半分、ブラックペッパーをミルで5回転させ加えて、鍋をヘラで回すように馴染ませて、鍋に顔を近づけてみたらスパイシーさを顔で感じるだろう。
すかさずムングダルの鍋に加え少し温め混ぜながらぐつぐつさせたら出来上がり。冷めても美味しいともいうが、熱いうちに食べてたい。